GREEN DAYの新譜「Revolution Radio」の歌詞の意味、感想、和訳
2016/10/07
GREEN DAY(グリーンデイ)のニューアルバム「Revolution Radio」が2016/10/7(金)に世界同時発売されました。
早速、iPhoneにダウンロードして聴きましたので、簡単に感想・レビューと歌詞の意味について書いていきます。
最近は、パンクロックはたまにしか聴かなくなっていたのですが、このGREEN DAYのアルバムやハイスタを聴くと、学生時代のパンクロック熱が復活して来ました!(笑)
アルバム全体としては、政治や宗教、人種差別といったテーマが中心となっていて、GREEN DAY3人の世界に向けた想いが伝わって来ます。
初期のグリーンデイの様なシンプルなパワーコードのリフの曲が多いですが、キャッチーなメロディーの付け方は本当に誰にも真似できないですね!
今年44歳になる、ビリー・ジョー・アームストロングですが、年をとってもいつまでも若々しく湧き上がる作曲センスは本当に凄いです。これはweezerのリヴァース・クオモにも言えますね。
特に気に入った3曲をご紹介します。
Bang Bang
リードトラックでもあるこの曲はライブでもかなり盛り上がりそうなナンバーではありますが、曲のテーマは「銃乱射事件の犯人からの視点を描いた」とのこと。
ビリーはインタビューで下記の様に答えています。
アメリカで起きている銃乱射事件の犯人の思考様式に、自己陶酔的なソーシャル・メディアが入り交じったものについての曲なんだ。
歌詞と和訳はこちらのブログが分かりやすかったです。
Revolution Radio
未だにアメリカで根強い黒人達の差別への糾弾がテーマである曲。
シンプルなパワーコードバッキングとギターリフに乗っかるメロディーがカッコいいですね!
歌詞と和訳はこちらの歌詞和訳サイトが分かりやすかったです。
Still Breathing(歌詞付き)
ビリーの声がかなり良いですね。このアルバムでは1番のロックバラードです。
ビリーはインタビューで下記の様に答えています。
心の内を描くより、前向きな視点で書きたかったんだ。この曲の中にみんなが自分を見出すことで、みんなを幸せにして、違う視点を与えられればいいと願うよ
最後に
疾走感溢れる、パンクロックから合間合間にじっくり聴かせるロックバラードが入っていたりとバランスの良いアルバムだと思います。
アルバム全体を通して、ドラマティックな感じはアメリカン・イディオットの様な雰囲気に近いんではないでしょうか。
まだ聴き込めてはいないですが、ギターとベース、ドラムのそれぞれの音を楽しみつつ、歌詞にもしっかり目を通して、じっくり聴きたいアルバムだと思いました。
トラックリスト
- Somewhere Now / サムウェア・ナウ
- Bang Bang / バン・バン
- Revolution Radio / レボリューション・レディオ
- Say Goodbye / セイ・グッバイ
- Outlaws / アウトローズ
- Bouncing Off The Wall / バウンシング・オフ・ザ・ウォール
- Still Breathing / スティル・ブレシング
- Youngblood / ヤングブラッド
- Too Dumb To Die / トゥー・ダム・トゥ・ダイ
- Troubled Times / トラブルド・タイムス
- Forever Now / フォーエヴァー・ナウ
- Ordinary World / オーディナリー・ワールド
- Letterbomb(Live) / レターボム(ライヴ)(* Bonus Track)