サチモス「STAY TUNE」イントロ歌詞の元ネタはGorillaz?
2017/07/31
Suchmosの人気楽曲「STAY TUNE」。
今更な記事になりますが、この曲を聴いていてイントロや間奏部分が何て言っているのか気になった方も多いかと思います。
YONCEはライブでもこの部分をちゃんと歌っていたのですが、何て言っているかは全然分かりませんでした(笑)
元ネタはGorillazの「Feel Good Inc.」?
最近になって気づいたのですが2017年のフジロック初日のヘッドライナーでもあった、Gorillaz(ゴリラズ)の「Feel Good Inc.」ではないかと思います。
iPodのCM曲でも当時話題となった曲ですね。
そのGorillazの代表曲でもある「Feel Good Inc.」の冒頭歌詞、
City's breaking down on a camel's back
(街はラクダの背中の上で、崩れていく。)
をサチモスのSTAY TUNEでは
City's breaking down , City's breaking down on a camel's back
(街は崩れていく、ラクダの背中の上で、崩れていく。)
と言ってる様に聴こえます。
どうでしょうか?
TSUTAYA rental selectionに収録されている、ライブ音源verではピッタリ歌詞がハマるかもです。
次はそれぞれの歌詞の意味について解説したいと思います。↓
歌詞の意味は?
GorillazのFeel Good inc.(英訳すると気分が良い組織)は、「ゆっくりと進むラクダの様な日常生活に酔いしれて、平和ボケしてないか?1人1人が世の中を見て、他人に任せてないで自分でちゃんと考えて世の中を動かしていこうよ」といった内容を歌っています。
一方でサチモスの「STAY TUNE」の歌詞の内容は、
俺の目をかわす Good Girl 風船ばっか見飽きたよ
見た目がいいだけで風船の様に中身は空気だけで空っぽといった意味でしょうか。
ブランド着てるやつ もう Good night
頭だけ良いやつ もう Good night
広くて浅いやつ もう Good night
も同じ様な意味合いでしょう。
Mで待ってるやつ もう Good night
受け身なだけで自分からは行動しないような他人任せな人を言っているのでしょうか。
そして、イントロからサビまでの歌詞を見てみると
City's breaking down , City's breaking down on a camel's back
(街は崩れていく、ラクダの背中の上で、崩れていく。)Stay tune in 東京 Friday night
Oh Good time 癒えない like The "Dead rising" soon
「Dead rising」はカプコンのゾンビゲームのこと。
東京の金曜の夜に沸くゾンビ(中身が空っぽの連中)によって東京の街が崩れていくとも読み取れますね。
GorillazのFeel Good inc.は、平凡な日常生活に酔いしれている人々に対して「世の中をちゃんと見て考えていこう」といったような事を歌っていますが、サチモスのSTAY TUNEも中身が空っぽの連中に対して、「お前らそれで良いのか!」と言ってるように受け取れます。
GorillazのFeel Good inc.とSTAY TUNEの歌詞の意味を見比べてみると、何となく言いたい事は似てますよね。
曲全体を通しては「周りに流されていないでもっと自分を持て」というメッセージを個人的に感じました。
最後に
twitterでも調べた所、同じ様に「Gorillazだと思う」と言う人もいましたし、YONCE本人に「Gorillazですか?」と聞いていた人もいました。YONCEからはノーコメントでしたが…。
また、GorillazはSuchmosのメンバーも好きなバンドで影響をもちろん受けていると思いますし、2ndアルバムに収録されている、SNOOZEもGorillazの雰囲気が少ししますよね。
真偽はサチモスメンバーにしか分かりませんが、一つの説としてお楽しみ頂ければと思います。